民族美術（Tribal Art）　トライバルキングチェア

17世紀以前の椅子です。まるで自然そのものが形を成したような、力強い存在感を放つトライバルチェア。
一本の木をくり抜き、枝や幹の曲線をそのまま活かすことで生まれたフォルムは、均整のとれた工業製品にはない迫力と個性を宿しています。

もともと「キングチェア」「チーフチェア」と呼ばれるこのタイプの椅子は、アジアやアフリカの部族社会で族長や王の象徴として用いられてきた特別な家具。実用性を超えて「権威」「精神性」を体現する存在として、今も世界中のコレクターやギャラリーから注目されています。

リビングやエントランスに置けば、ただの椅子以上にアートオブジェとして空間を引き締めるアイコンに。年月を経て深みを増したチーク古材の質感は、どんなインテリアにも独自の重厚感をもたらします。

※ヴィンテージの風合いを生かしつつ、雰囲気を損なわない程度に清掃しています。経年による傷や汚れ、ひび割れがございますので、予めご了承ください。

※現物は福岡県朝倉市にございます。ご希望の方は、実際に見ていただくことも可能です。
※海外配送となる場合は、まずお問い合わせください。